ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。生葉もしくは乾燥葉を香辛料として用いる。また精油は薬にも用いられる。花も可食。
属名 Rosmarinus は「海のしずく」を意味する。愛や貞節の象徴とされる。様々な品種があり、立性と匍匐(ほふく)性種に分かれる。花の色は、青〜紫色のものがほとんどだが、白や桃色のものもある。
界: 植物界
門: 被子植物門
綱: 双子葉植物綱
目: シソ目
科: シソ科
属: Rosmarinus
種: officinalis
学名
Rosmarinus officinalis L.
和名
マンネンロウ
。
ポリフェノールの含量が非常に高く、優れた活性酸素消去活性・抗酸化力を発揮する。イギリス薬局方およびドイツコミッションEモノグラフ収載ハーブ。炎症抑制効果、血行改善効果があり、欧州ではリューマチなどの関節炎、消化不良に対して医薬として使用されている。 ロズマリン酸には、花粉症の症状を和らげる作用があることが知られている。 ローズマリーの抽出物(精油ではない)には、高い消臭効果があることが知られており、商用消臭剤にもしばしば応用される。 ローズマリーには、育毛効果があることが知られているが、これは、5αリダクターゼ阻害作用、血行促進作用、炎症抑制作用などに起因すると考えられている。 記憶力を改善する作用があるとされ、ローズマリーの主成分であるカルノシン酸には、神経細胞の維持に重要な役割を果たす神経成長因子の生成を高める効果があることも報告されている。 動物試験レベルながら、カルノシン酸を投与することによって、脳梗塞による壊死を予防することができることが確認されており、アルツハイマー病やパーキンソン病への効果も期待される。 カルノシン酸、カルノソールには、生体防御機構を活性化させる作用があり、解毒作用を高める。 消臭効果や殺菌作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることから肉料理にしばしば使われる。カレーやポトフ、アイントプフ等のスパイスとして利用される。